次世代リーダー育成プログラム
~戦略的な視点を身に付け、未来の組織を牽引するリーダーを目指す
近年、若手を抜擢して、早期に次世代リーダーとして育成をしていきたいというご要望を良くおうかがいします。本事例は、このようなご要望にお応えした、約4ヶ月間のプログラムの事例です。
現場業務を中心に担ってきた若手・中堅層を対象に、戦略の基礎知識の習得から新規事業企画の立案までを一気通貫で学びます。自社の未来を自分ごととして捉えながら、事業構想を深め、最終的には経営層へのプレゼンテーションまで行うことで、経営者視点と戦略的思考力の習得を図ります。
物流業界/3,000名以上/若手選抜人材(手挙げ)/約4ヶ月間 など
(次世代リーダー/選抜人材/新規事業立案/企画力/経営戦略/マーケティング/トヨタ生産方式)

プロジェクトの背景
▶課題・ご相談内容
若手を早期に抜擢・選抜したいが、現場中心で、経営視点を学ぶ機会が作れない」
主に係長層は現場業務が中心となり、経営的な視点を体系的に身に付ける機会が不足しがちです。本来であれば、より上位の役職や経営に近い業務を担う中で視座を引き上げていくことが望まれますが、現実にはそのようなポジションや役割をすぐに用意することは難しいという課題があります。
▶期待する変化・成果
「本研修をターニングポイントとして、経営視点で新しい取り組みを続けられる人材に変わる」
新規事業企画をテーマとした本プログラムを通じて、経営視点での価値創出や意思決定の視点を身に付けます。戦略・マーケティングのフレームワークを活用し、再現性のある戦略的思考力を養うとともに、本研修をターニングポイントとして、学び続ける習慣の定着と、経営者の視座で現場を俯瞰する力の獲得を図ります。
プロジェクトの全体像
▶コンセプト・特徴
1.経営戦略やマーケティングの基本知識を体系的に学ぶプログラム
経営戦略における環境分析や、マーケティング戦略におけるSTPなどは基礎となる重要なフレームワークですが、これらを知識として理解するだけでは、実践や現場での活用にはつながりにくいのが実情です。
そのため、本プログラムでは、これらの基本フレームワークを実務に適用できる形へとつなげるため、顧客価値の創出までを一貫して捉えさせる設計としています。
2.新規事業の企画を考え、経営層にプレゼンする実践的なプログラム
本プログラムでは、課題図書の熟読やチームメンバーとの切磋琢磨、さらに自社の未来を真剣に考え抜くプロセスを通じて、新規事業企画を構想します。企画書の作成にあたっては、研修で学んだ戦略知識を活用し、説得力のある企画書を作成します。
さらに、経営層に対して実際にプレゼンテーションを実施し、フィードバックを受ける構成とすることで、受講者の本気度を高め、主体的に取り組むきっかけを創出します。これらを通じて、実践に近い形でリーダーとしての経営視点の習得を促します。
▶概要・スケジュール
経営戦略やマーケティングなど、毎月1~2日間の研修を実施します。プログラムの最終日には、総括として、チームで1つの新規事業企画を考え、これを発表します。

①経営戦略(2日間)
戦略の基本知識をはじめ、戦略立案のスタート地点となる外部環境分析(PEST)や内部環境分析(SWOT・VRIO)を学びます。さらに、ビジネスモデルキャンバスを活用し、新規事業の価値を一枚で可視化・整理する手法についても習得します。
②マーケティング(2日間)
まず、3CやSTP、4Pといったマーケティング戦略の基本を学び、市場で優位性を確立するための戦略の基礎を理解します。そのうえで、近年重視されている顧客価値・顧客ニーズ起点のマーケティングの考え方についても体系的に学びます。
③業務改善(1日間)
名著『トヨタ生産方式』を熟読し、コスト優位を追求するための「7つのムダ」や「ジャストインタイム」の考え方を学びます。あわせて、カイゼンの風土を生み出した原点にある思想や、それを推進してきたリーダーの在り方についても理解を深めます。
④新規事業企画・プレゼンテーション(2日間)
まず、研修間の課題として、新規事業の企画書を作成していただきます。本2日間では、その企画書のブラッシュアップとプレゼンテーションの練習を行い、最終的には経営層や上司に対してプレゼンテーションを実施します。
▶成果物イメージ
研修の集大成として、コンセプトや戦略・計画など明確にした企画書を作成します。また、最終日のプレゼンテーションでは、第三者による評価・フィードバックを行います。

成果物としてご発表いただく資料は、研修で学んだ戦略やマーケティングの知識を踏まえつつ、基本的には各チームの自由な発想で作成していただきます。上記の右図は、資料に盛り込んでいただきたい項目の一例を示した図です。
研修と研修の間の期間には、チームで議論を深めたり、資料をブラッシュアップしたりしながら、プレゼンテーションの準備を進めていただきます。
なお、第三者による評価・フィードバックの実施内容については、企業様のご要望に応じて、評価シートのフォーマットなどもカスタマイズが可能です。
コンサルタントより
今回のプログラム設計で最も重視したのは、現場リーダーが「新しい取り組みを継続的に生み出し、実行し続けられる状態」になることです。 その実現に向けて、「戦略やマーケティングのフレームワークを実務で使える形で習得すること」を中核に据えました。具体的には、研修間の期間において、現場での実践やチームでの議論、資料作成を通じて、研修で学んだ内容を活用し、学びを自分ごととして定着させる設計としています。そして、最終日には、その成果を発表する構成としています。 また、研修終了後も自己研鑽を継続していただけるよう、書籍や外部情報から学び続ける力の習得を目的に、課題図書を設定しています。あわせて、研修内でも多面的に理解を深められるよう設計することで、継続的な学習習慣の定着を図りました。

- Norihiro Kitazawa北澤 紀大
- エグゼクティブコンサルタント
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